2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧
日本の企業は、原料など海外に依存するケースが多くなり、輸入品が増えています。 そのため、ロジスティクスでは輸入業務に携わる貿易の知識も必要となり、国際的な部署となっています。最近、貿易業務は簡素化されてきましたが、それでも輸出入業務の知識は…
かつては、かっぱ寿司といえば、業界1位で安くて美味しいとの評判で、売上も好調であったはずですが、昨年度59億円の赤字となりました。 一体何があったのではしょうか。 価格競争を乗り切るために、あるコスト削減策を取り入れたところ、店舗のオペレー…
現場はなかなか机上の理論のように上手く行かないことが多いです。 書籍で書かれているように、計算通りに綺麗に物は動いていきません。 全て予定通りに、納期遅れもなく、ダメージもなく入荷できて、全て販売予測通りに出荷できれば、在庫切れや在庫過多に…
経営者は、会社の売上を何とか向上させようとして、どうしても営業活動を中心に考えがちになります。 「営業の俺たちが金を稼いでいるんだ!お前たちの給料も俺たちが稼いでやっているんだ!」 「管理の人間は黙って、営業の言うことを聞いていればいいんだ…
LSP= Logistics Service Providerロジスティクスサービスプロバイダー 実際に支払った物流コストを分析することも大事ですが、業務を効率化することも大事です。 業務を効率化することで、人件費が削減できます。 皆さんの会社は ロジスティクスサービスプ…
外資系では、M&A (エムアンドエー:merge and acquisition 合併と買収)がよくあります。 そんな時には必ずプロジェクトが立ち上げられ、ロジスティックスは必ず参加することになります。 プロジェクトを成功させるには、プロジェクトメンバーは必ず”マイル…
イギリスのケンタッキーフライドチキンの店舗が、先週末から約900店舗あるうちの半数の店舗がクローズしているとのことです。 なんとその原因はケンタッキーフライドチキンが契約を新たに結んだ運送会社のトラブルで、店舗にチキンが届かないそうです。 店舗…
商品が倉庫に到着時に、商品ダメージが発覚した場合にはどのような対応をすれば良いのか。 倉庫会社から入庫時に「商品がダメージを受けている」という連絡があった場合には、先ず最初に行うのは正確な状況を把握することです。 ダメージを受けた商品の数量…
物流コストを削減する方法にはいくつかあります。 作業効率化の観点で在庫を減らし、コスト削減して行く方法もありますが、 先ず、物流コストが、現在何にいくらかかっており、そこからいくらのコスト削減が期待できるか、検討します。 今までコスト削減の対…
会社では、地震、火災などの災害のために緊急時の連絡体制があります。 ロジスティクスは危険物、非危険物質にかかわらず、保管、輸送するときには、万全の安全体制をとります。そして、万一の事故を想定して緊急連絡網を配備しています。 本番で緊急連絡網…
日本では輸入はできても、保管ができない化学製品があります。それはアルキルアルミ二ウムです。 それは危険物の中でもかなり危険度の高い化学物質です。 アルキルアルミニウムは、私たちの身の周りではプラスチック、ポリエチレン、ポリプロピレンに使用さ…
日本国内でコンテナを輸送する場合には、国内の関係法令により、コンテナーごとの最大重量制限が決まっています。 「最大重量」は下記の通りです。 20ft コンテナ: 2軸シャーシー 20,320kgs3軸シャーシー 24,000kgs 40ft コンテナ:2軸シャーシー 24,000kgs3…
殿様気分の価格交渉は時代遅れ ビジネスはどこでも50/50です。 ヤマト運輸が値上げをし、日本通運も値上げをしました。それに続けと、他の運送業者もトラック運賃の値上げを要求することが多くなりました。 今までのように、値上げを拒むことはかなり難しい…
経営者から見る視線は、営業を主流にする方がほとんどです。 ロジスティクスの仕事なんて、誰でもできると思っているのではないでしょうか。 その考えで本当に会社は上手くいっていますか? ロジスティクスから見ると、言葉を悪くして言えば、営業を殺すの簡…