失敗しないプロジェクトの方法 マイルストーン
外資系では、M&A (エムアンドエー:merge and acquisition 合併と買収)がよくあります。
そんな時には必ずプロジェクトが立ち上げられ、ロジスティックスは必ず参加することになります。
プロジェクトを成功させるには、プロジェクトメンバーは必ず”マイルストーン”の期日を守ることです。ここをしっかり意識させることです。
大きなプロジェクトにおいて、大勢のメンバーでアクションする場合には、節目節目でプロジェクトの進捗状況を確認する必要があります。
プロジェクトは最初に目標を設定し、その目標を達成するために、各チームリーダーに業務分担が振り分けられ、それぞれの業務の完了期日が決められます。
「誰が○月○日までにxxxxを完了する。」ということをあらかじめ決めておきます。そして、プロジェクトがスタートした後、ある時点で計画通りに進んでいるのか、途中経過を確認します。万一、何かの理由で遅れたり、その日まで完了できないのであれば、日程を修正する必要があります。
”マイルストーン”とは、「中間目標点」と理解していただくのが良いと思います。
そんなことは、当たり前だと思われる方の多いと思いますが、大勢のメンバーでアクションするときには、意外とこのマイルストーンの期日に対して、意識が薄い人が多いです。
たとえば、
「残業もして一生懸命やっているのだから、間に合わなくて、許してくれるだろう」と思っている人は周りに多くないですか。
日本系企業なら、「仕方がないかぁ」と温情があるかもしれません。外資系企業なら、「なぜできなかったのか?理由は?なぜ???」と攻められいきます。
外資系の結果主義は、結果が出て初めて良しとされるので、結果が出なければ、外資系の企業であろうと、そのプロジェクトは失敗に終わるのです。
プロジェクトリーダーは、マイルストーンの期日にその業務が完了するように、日々業務状況を確認することで、確実に期日に業務を完了させなければなりません。何が何でも間に合うせるように、進め方を変えるなり、工夫をしていくことが必要です。
「失敗は許されない、何が何でも期日までに成功させるんだ」という気持ちが大事です。
成功しないプロジェクトには、このマイルストーンの期日を軽視しているメンバーが多いです。
マイルストーンを意識して、
プロジェクトを成功させる!!
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