水をかけると爆発する化学物質 アルキルアルミニウム
日本では輸入はできても、保管ができない化学製品があります。
それはアルキルアルミ二ウムです。
それは危険物の中でもかなり危険度の高い化学物質です。
アルキルアルミニウムは、私たちの身の周りではプラスチック、ポリエチレン、ポリプロピレンに使用されており、またコンピュータではヒートシンクと呼ばれる放熱・吸熱効果のある部品にも使用されています。
そして、アルキルアルミニウムは日本の消防法では第3類危険物に属し、自然発火性物質
「自然発火性物質」とは、呼んで字の通り、湿った空気などに触れただけで火が出て燃え出すのです。 それに「禁水性物質」であるので、
その火が小さければ、
輸入においては、限定された船会社でしか船積みを許可されず、
危険度の高い化学物質ですから、
納期調整のためにどうしても保管が必要な場合は、特定な倉庫で仮貯蔵が10日間内で消防署で認められています。
ロジスティクスは、危険物に関連する法規を知り、安全に輸送することも役割の一つです。
水をかけると爆発する化学物質 アルキルアルミニウム
— 伊志井 雅博 【ロジスティクス プロフェッサー】 (@logiconjapan) 2018年2月12日
日本では輸入はできても、保管ができない化学製品があります。
それはアルキルアルミ二ウムです。
危険物の中でもかなり危険度の高い化学物質です。 pic.twitter.com/QmDLMaUdrb
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