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化学品 危険物の 「コスト削減請負人」が公開する 海外/国内ロジスティクスを失敗しない秘訣

引越できない ドライバーは宅配業者に転職

運送業界でドライバーが不足の状態であることは何度もお伝えしたと思います。

この状況はやはり会社の話だけではなく、身の回りにも影響を及ぼしています。

 

3月から始まる引越シーズンに、引越業者から見積依頼を断れて引越できない人、見積をもらえても、その引越代金が通常の2倍近くになって困っている人が増えています。

 

なぜ、引越業者がここまでトライバー不足になったのか。
それには政府の働き方改革も要因し、トライバーは少しでも良い労働条件を求めて、引越業者から宅配業者に働く場所を変えていったようです。

 

たとえば、宅配業者の大手ヤマト運輸は「働き方改革」として積極的に労働環境の改善、業務改善に力を入れています。

 ヤマト運輸 「働き方改革」の基本骨子を機関決定 | ヤマトホールディングス


アマゾンで注文した時に、いくら早く商品も配送してもらっても、その日の不在がわかっており、しかも宅配ボックスがなければ、みすみす商品を持って帰ってもらわなければなりません。そんな経験はありませんか? ドライバーの人手不足なので、こちらも気を使いますよね。

ヤマト運輸では、荷物が届く前に配達予定日時のお知らせを受け取ることができるサービスがあります。商品の到着日に都合が悪い場合には、前もって受け取り日や時間帯、場所を変更することができます。これは便利ですね。

 

www.kuronekoyamato.co.jp

 

 

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さて、引越においてのコスト削減のポイントしては、下記の通りです。

 

1.引越時期を変える 5月の連休以降
できるなら、引越シーズンの3月・4月・8月は避けるべきです。
引越シーズンは業者は仕事に困らないので、見積依頼を断ったり、高騰な価格を提示してきますが、この引越シーズンをはずせば、引越件数の極端に減るので、業者とリーゾナブルの値段で上手く交渉できます。特に小さな引越業者のおいては、引越件数は毎月均等ではないの、業者も仕事を得る為に良い値段がでてきます。


2.大手引越業者よりも小さな引越業者を探す。
小さな引越業者の方が、意外と小回りのきいたサービスを受けることができ、引越日程、時間も調整をしてくれる可能性が高いです。大手引越業者は人手不足もあることから、利益のある仕事から優先に必要最低限のサービスになっているのが現状ではないでしょうか。


3.在庫管理と一緒です。整理整頓。

必要なものと必要でないものを分けることです。不要な物まで一緒に運ぶ必要はないでしょう。

 

 

早めに計画することが大事です。