物流戦略顧問

化学品 危険物の 「コスト削減請負人」が公開する 海外/国内ロジスティクスを失敗しない秘訣

まだやる?コスト削減2019!

まだやるの?コスト削減!

 

 先週、アジアのロジスティクス会議が上海で行われ、参加してきました。

 

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 そこでは、2018年の日本と韓国とそれぞれの入札プロジェクトの結果報告をしてきました。2018年のプロジェクトは予定通りに上手くいきましたが、何といっても、9月4日の台風21号の浸水のよるダメージが予定外でした。

 

 損害額は、約2500万円、これでもまだ少なく納まったなぁと思うくらいです。

 

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( 上の写真はこの会議の後の夕食会で出てきた北京ダックです。)

 

 

 そして、2019年向アメリカ本社からの新たな課題が出されました!

 

 それは、また、コスト削減です。

 

 毎年毎年、どうしてコスト削減ができるのかとよく聞かれます。

 

 モノは、毎日人に手によって動きがあります。そこには、必ずその時に応じて、効率化、適正化できるポイントがあって、そこを上手く改善することでコスト削減につながるのです。

 

 それでも、来年のコスト削減するのはかなり難しいです。

 

 理由は、トラック運賃の値上げです。

 

 ドライバーの不足によって、ドレージの確保が一段と難しくなっています。例えば、コンテナー1本のドレージを確保するために、デマレージ(超過保管料)を約10日間で15−20万を余分に払うことのは当たり前のような状況になっています。

 

 デマレージとは、コンテナーを陸上輸送することです。海外から輸送されたコンテナーから貨物を出さずにそのまま目的地の輸送することです。

 

 日本は、国内の輸送状況をかなり厳しくなっています。アメリカもトラック運賃の値上げが起きているそうです。

 

 それでも、2019年もコスト削減を目標にすることになりました。

 

 

 トラック運賃が値上げしている中で、コスト削減ができるのかと会議中にも何度も思い、考えていた時に、その方法が1つ、2つ浮かびました!!

 

 先ずは、物流コストが実際にどのくらいの費用がかかっているかを調査する必要があります。

 

 物流コストとは、販売を目的として商品に対する「輸送費」「保管費」「荷役費」「梱包費」その他流通加工費などです。

 

 ほら、これだけ費用を並べるだけで、コスト削減のヒントが出てくるのです。

 

 

 1つだけお話しすると、輸送費はトラックの運賃が値上げするの状況の中で、コスト削減することは決して無理ではありませんが、大幅な削減は望めません。

 

 すると、保管費です。

 つまり、在庫です。

 

 その在庫がいるのか?という話です。

 

 

 この話の続きは、また別の機会にします!

 

 ロジスィクスを理解することで、皆さんの悩みが解決することができれば、嬉しいです。