物流戦略顧問

化学品 危険物の 「コスト削減請負人」が公開する 海外/国内ロジスティクスを失敗しない秘訣

コスト削減が出来ない理由はない‼︎

 「コスト削減が上手くいかない。」「何度やっても結果がでない。」「コスト削減なんて、やる方がムダだ!」なんてことを聞くことがあります。

 

 今はトラック運賃、倉庫保管料などが、人手不足の為にかなり値上げされている状況です。トラック運賃については、出始め価格交渉は20%アップからスタートするらしいです。

  これが今の物流業界の現実なんです! 

 

  いつ回復するのか?

  残念ながら、今はまだ明るい見通しを聞くことはありません。

 

  じゃあ、コスト削減なんて、できないでしょうか?

 

  そんなことはありません!

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 物流コストとは、販売を目的とした商品に対して発生する「輸送費」「保管費」「荷役費」「梱包費」「その他流通加工費」などについいても総称です。

 具体的な費用で言うと、船便、航空便、トラックチャーター運賃、路線便運賃、倉庫保管料、倉庫賃借料、倉庫作業料、梱包資材料などです。

 

 物流コストの削減は、これらの費用に焦点をしぼり、削減することを考えるのです。

 

 どの物流コストを削減することができるのか、十分に分析が必要です。

 

 現在は、どれも費用単価が上がる傾向です。 

 でも必ず方法はあります!

 

 テレビでは、この時期人手不足で「引越難民が多い」と報道されています。でも365日、1年中引越の手配ができないというわけではありません。

 旅行するのにも、格安航空券というのもあります。

 

 どの物流コストを削減することができるのか、十分に分析してください。

そして、分析結果がコスト削減の可能性がある費用があれば、そこに向けて、的確な対策をうつのです

 

 

 いくらでもコスト削減の方法はあります!!

 コスト削減の方法がないというのは分析してないだけです。

 

 たとえば、「輸送費」を削減したいとします。

 

 それには、先ず過去の輸送実績を分析します。

 毎日、どこへどのくらいの数量を運んでいるのか、徹底的に分析して下さい。

 過去の実績を分析すれば、必ずヒントがあります。

  あれっ??てのがあるはずです。

 なぜ、こんな製品をこんな量を運んでいるの?というのがみつかるはずです。

 

 それは、物流ですから、生き物ですから。その時の事情でいろんなことで必要があってその時はそれで良かったのでしょうが、今はダメというやつもあります。

 

 たとえば、そのトラック手配今必要ですか?

 今、その運ぼうとしている荷物は本当に運ぶ必要がありますか?

 

 本当に必要とするものだけを見極め、輸送するように見直してみてください。

 今まで月100台トラックが必要となっていたものが、見直すと90台で良くなったとすれば、輸送量を減らすことで、コスト削減が可能になります。

 

とっておきのコスト削減の4つのヒントです。

 

1.何にどれだけかかっているのか

2.本当に必要なコストか

3.   本当に必要な物流か

4.別な手段はないのか

 

これで、コスト削減は必ずできます。