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外資系企業での働き方 外国人上司編

 外資系企業で勤めると、自分の直属の上司が外国人になる場合が多いです。特にマネージャークラスになると、上司が海外の本社にいることも稀ではありません。

 

 私も現在の外資系企業では、上司がドイツ人男性、アメリカ人男性、アメリカ人女性などと経験しました。同じオフィスに上司がいないので、日頃はそばで見られていることがないので自由に仕事ができます。しかしながら、結果を出さなければ逆にそばにいて見ているわけでないので、その過程は評価されず言い訳は通じません。

 

 海外にる外国人の上司とは、日頃のコミュニケーションが大事です。

 

今の時期だとアメリカ ヒューストンだと時差は14時間、ドイツだと時差は7時間です。アメリカ人の上司と電話で話そうならば、日本時間の夜11時でアメリカは朝の9時です。電話会議が始まるのは、たいてい日本時間の夜11時スタートで、会議が終わるのが日付変更線を越えることがざらです。

 

 また、ドイツの上司だと、日本が一日仕事を終わらせて夕方4時くらいになって、ドイツではようやく働き始めるので、そのころになってメールがたくさん入ってきて帰れなくなったりもします。

 

 外国人の上司とうまく付き合う方法は、レスポンスの速さです。

 

 つまり、この時差をうまく工夫して、上司の必要とするタイミングに、ポイントを押さえて、速やかにレスポンスを送るのです。特に外国人の上司とは、だらだらとした説明は一切不要です。 日頃から端的にポイントで伝える工夫が必要です。上司が今何を知りたいのか、何を求めているのかをすばやくキャッチして、速やかに回答します。そして、メールを書くときのコツは、上司がそのメールを見てすぐ理解でき返信しやすいように、メールを書きます。

 

 アメリカ人の上司を持つと、この時差の関係で日本の土曜日の朝はメールを見る機会が多いです。アメリカではその時間だとまだ仕事をしていますので。逆に日系企業の皆さんが良く言われるブラックマンデーはありません。むしろ、ハッピーマンデーです。だって、日本時間の月曜日にはアメリカはまだ日曜日なので、アメリカからのメールは無いからです。

 

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余談になりますが、外国人の上司が日本によく来ることがよくあります。当然部下としては仕事が終われば、夕食も、スケジュールの中に組み込みます。

 でも、外国人の上司がその時に必ず聞くことには、「会社から家まではどのくらいかかるのか」「今日は個人的な用事はないのか」「個人的な用事があるのなら、仕事が終わったらそちらを優先しなさい」

 なかなか、日本人では言わない、泣かせることを言ってくれますよね。部下としては上司がはるばる日本へ来てくれているのですから、もちろん夕食を誘います。

 そして、いざ、夕食を始まれば、仕事のことを一切話をせず、お酒を飲んだり、楽しい食事をして過ごします。アメリカ人は靴を脱ぐ習慣がないので、日本料理などのお店で座敷につれていく特には注意してあげて下さいね。

 

アメリカ人のおすすめの鉄板の日本料理は、”お寿司”、”鉄板焼き”、”すき焼き” です。