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そもそも船は遅れるのは当たり前です!

そもそも船は遅れるのは当たり前です!

 

 日本人の感覚であると、定刻に着くことが、船でも電車でも飛行機でも当たり前だと思います。しかしながら、船舶は広い海上を移動する為、自然の影響を受けやすく、航海スケジュール表はあくまで予定にすぎません。

 

 船舶が遅れる原因には台風・ハリケーンなどの天候のほか、港での混雑や荷役の遅れ、船舶の事故や故障などあげられます。

 

  正確な船舶の位置や航海スケジュールを知りたい場合は、「船が遅れるの当たり前だ」という認識をもって、船会社や代理店などに電話で直接問い合わせることをおすすめします。インターネットで最新の船の運行状況を発表している会社もありますが、更新時期によっては古い情報に振り回されるこにもなりかねないので、船会社や代理店に電話して正確な情報を把握しましょう。

  

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飛行機だって遅れます!

しかしながら、日本のエアラインは大健闘しています。

 

 

 2017年定時運行ランキングは次の通りです。

*定時運航とは、フライト予定時刻の15分未満に到着または出発した場合をさします。

 

英国のオフィシャル・エアライン・ガイド(Official Airline Guide、OAG)の「OAG Punctuality Leagaue 2018」2017年の1年間の調査。

 

 

1. エア・バルティク/ラトピア 90.01%

2. 香港航空/中国  88.83%

3. ハワイアン航空/アメリカ 87.24%

4. コパ航空/パナマ  86.39%

5. カンタス航空/オーストラリア 86.18%

6. 日本航空/日本 85.27%

7. エア・リンガス/アイルランド 84.46%

8. シンガポール航空/シンガポール 84.07%

9. 全日本空輸/日本 83.81%

10. カタール航空/カタール 82.95%

 

メガエアライン部門のランキングであれば、1位 日本航空、2位 全日本空輸です。

さすが日本ですね。時間には正確であれねばならない国民性です。