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化学品 危険物の 「コスト削減請負人」が公開する 海外/国内ロジスティクスを失敗しない秘訣

ロジスティクスが上手くいかないと ケンタッキーが食べれない!!

 イギリスのケンタッキーフライドチキンの店舗が、先週末から約900店舗あるうちの半数の店舗がクローズしているとのことです。

なんとその原因はケンタッキーフライドチキンが契約を新たに結んだ運送会社のトラブルで、店舗にチキンが届かないそうです。

 

店舗の休業理由は「チキンがない!!!」です。

www.newsweekjapan.jp

 

 これって、まさにロジスティクスが上手くいっていない会社の典型です。

 

ロジスティクス」という単語とは、最近になって作られたと思われている方も多いと思いますが、実はロジスティクスは軍事用語で兵站(へいたん)とかわ呼ばれ、昔からあった単語です。


軍事での「ロジスティクス」とは戦地で戦う兵士達に、後方支援として武器や食料などの物質を滞りなく、補給する任務を意味します。


現代のロジスティクスでは、次の3つの要素が基本となります。

 

1 市場の動きにあわせて、生産や調達を連動させること。
2.倉庫の在庫状況を正確に把握し、欠品を出すことなく、在庫を極小化すること。
3.コスト削減のために、効率的な手段で輸送・配送すること。

 

なので、

ロジスティクスを軽視して、会社の売上向上なんてありえない話なのです。

 

 

ケンタッキーフライドチキンは、まさにロジスティクスを軽視しているしか、言いようがありません。


- 商品が必要なとき、必要な量が、必要なところに届かない。
- 欠品によって、ビジネスチャンスを逃す。
- 売上ロスが発生し、顧客との信用も失う。

 

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ケンタッキーフライドチキン、そろそろ本気でLogistics